恋愛が上手く行かない、夫婦関係が冷え切っているなどのお悩みを持っている方は、まず「愛の定義」についてきちんと見直してみることが大事です。
あなたにとって愛とはなんでしょうか?
誰かを愛しているなら、その相手に何をしてあげたいですか?
そして、あなたが誰かに対して愛を感じる時というのは、どんな時ですか?
自分の中では当たり前になっている「愛の定義」ですが、実は人それぞれに違うんですよ!!!
そして、ここを間違ってしまうと、いつまで経っても愛が得られないということにも・・・。
多くの人が「愛」だと思っていることと言うのは、実は子供の頃に親に対して求めていたことがそのまま残っている場合がほとんどです。
お母さん、もっと私を見てよ!
お父さん、もっと遊んでよ!
もっと私のお世話をちゃんとしてよ!
好きなものを買ってよ!
褒めて、褒めて!
私の全部を許して受け入れて欲しい。
そんな子供の頃の欲求を満たしてくれること=愛
となっているならば、それはただ、パートナーに親代わりになってもらいたいだけかもしれませんね。
では逆に、親の立場になって、「愛」について考えてみましょう。
親は子供に、素晴らしい人生を送って欲しいと願うものです。
だからこそ、厳しいことも言いますよ。
子供の欲求のままに全部を与えていては、人間的に成長しないということも分かりますので、欲しい物をいつでも与えることは無いでしょう。
この「子供目線での愛」と「大人目線での愛」の違いが分かりますか?
実際のところ、子供目線での「愛」とは、ただの「わがまま」なんです。
(元も子もないですね・・・。)
真実の愛とは、愛する人の成長と発展、素晴らしい人生を送って欲しいという願いから来るものです。
そして、自分の中にきちんと大人の心が育っていないと、その愛は見えないかもしれませんね。
だから、幸せな恋愛や結婚がしたいと望んでいるのであれば、まずは自分自身を成長させて、大人目線での愛というものが見えるようにならなければいけないですよね。
お父さんが叱ってくれたのは愛だった。
お母さんが玩具を買ってくれなかったのは愛だった。
自分の思い通りにしてくれなかったのが、実は愛だった。
あの時のあの両親がいたから、今ちゃんと能力が身について、社会で生きていられる私がいるんだということが分かってくると、「本当の愛」が何なのかが分かってきます。
すると、自分の中にも大人の愛が育ちます。
そして、しっかりと「大人の愛を持ったパートナー」を引き寄せることが出来ますよ。
二人で一緒に成長していくことが出来たなら、パートナーシップは上手く行きます。
今好きな相手がいる人、付き合っている人がいる人は、その人と一緒に自分が成長していけるのかどうか、その相手はちゃんと成長していこうとしている人なのかどうか、見極めてくださいね。
今、そういう相手のいない方は、自分の中に「大人の愛」を育てることを意識して生活してみてください。
パートナーに多くを求めるよりも、自分が成長するのが先ですからね。