皆さんは自分が生まれた時のことって覚えていますか?
まあ、それを自分で覚えているのって、なかなか難しいのではないかと思います。
何となくイメージ出来る方も中にはいるかもしれませんが、それって結構ぼんやりとしたものですよね?
自分が生まれた時のことって、普通はお父さんやお母さんに聞いて知識として知っているような状態なんじゃないかな?って思います。あとは当時の写真を見て空想するとか。そんな感じ。
ということは、それって実際に自分が見て聞いて覚えているようなことじゃないので、かなりどうにでもなる記憶だとも言えますね。
フラクタル心理学では、過去の記憶というのは、現在の意図によって取捨選択されていると考えます。
それこそ何千何万もの無数にある記憶の中で、ある一定のものが選択されて記憶されている。
ここには確かに、今何を自分が見たいのかという「意図」があります。
だからこそ、自分では確かめようがないような先祖の話や生まれた時の話なんかには、特にその傾向を顕著にみることが出来るというわけです。
例えば、上記の「自分が生まれた時の記憶」が「うんこまみれで生まれてきた」という人の場合
この世界は最悪な世界だ!
こんな世界に産みやがって、酷い!
最悪!
って、親に言いたいのかもしれません。
物凄く大きな恨みがあって、怒ってる。だから、怒るような記憶を捏造している。
ここには明らかに「親に文句を言いたい」という意図があります。
では、もしもその人の現在の意図が変化して
自分がこの世界に生まれたくて生まれてきたんだ!
この世界は素晴らしいところなんだ!」
となったなら?
すると急にその人のお母さんが言うんです。
「あなたが生まれた日はとっても穏やかな日で、遠くに住んでいる親戚もちょうど近くに遊びに来ていてね。
みんなであなたの誕生をお祝いしたんだよ。
何の問題もない安産で、つわりもなかったし。あなたは本当にスムーズに生まれてきたよ。」
(それ初めて聞いた!うんち、どこ行った!!??)
と、聞いた本人はびっくりです。
お母さんがぼけちゃったんでしょうか?(笑)
いえいえ。こんなふうにお母さんに言わせているのは、現在の自分自身。
どっちを選びたい?どっちの記憶の方が、今の自分にとって都合がいいの?
っていうことで、今の自分自身が過去を変えているんです。
実はこれ、私自身の実体験です。
私がまだフラクタル心理学を学び始めたばかりの頃は、私は私自身が「うんちまみれで生まれてきた子供だ」っていうことを信じていました。
それは、すごくみじめな気持ちを感じていたから。
こんなことになったのは親のせいだって言って、自分の人生に責任を取っていなかったから。
でも、フラクタル心理学の修正法で深層意識を修正して、親を恨むのはお門違いだっていうことがよく分かって、私は私自身が世界を作って生まれてきたんだっていうことが分かって、現在の意図が変わりました。
そしたらなんと、お母さんが全然違う話を私に話し出したんですよ。
もしかしたら「うんちの一件」は本当のことだったかもしれないけれど、母はもう私にその話をしなくなってしまいました。きっと二度と聞くことはないでしょう。
私はただの祝福されて生まれてきた幸せな子供になりました。
これが「過去が変わる」という体験です。
相手にそれを喋らせているのも本当は自分、なんです。
修正して深い心の意図が変化していくと、過去に起きた出来事の意味が変化したり、過去そのものが変わる経験を皆さんもするのではないかと思います。
面白いですよ~!
フラクタル心理学は、他のどんな心理学とも手法とも全然違う、
世界で唯一のものだと思います。
本当に、最先端!
フラクタル心理学と現象学(TAW理論)に出会えた私は、本当に幸せ者です!
最高です!
より多くの人にこれを知ってもらいたいし、体験してもらいたい!!!
そのために、どんどんこの素晴らしさを広めていけたらと思っています。