自分の人生を肯定シリーズ:その2 「私で良かった!潜在的な可能性が家族に現れる」

【自分の人生を肯定シリーズ:その1】はこちら

要するに、自分の中には「潜在的に持っている性質」というものがあります。

それが良くないものなのであれば、発現しないような環境を作り出します。

例えば、男に生まれていたら、自分の身体をケアすることがなく早死にしてしまうような性質があるとしたら、男ではなく女で生まれるかもしれません。

もしくは、お金があったら働かないという性格ならば、敢えて経済的に苦しい環境に身を置くようにするかもしれません。

こんなふうに、直せていない性格がまだ深い心の中にあるとすれば、それは周りを見ることで気が付くことができるでしょう。

ということで、私も本当にそうで、娘のような環境で生まれることがなかったのは、現在娘に現れている悪い性質が発現するのを自分は防いでいたということでしょう。

また、敢えて望まないように思える環境を作り出したとすれば、それは自分自身のそんな悪い性質を矯正するためだったとも考えられます。

それだけ傲慢で怠慢な自分だったということです。

良い環境を与えられたとしても謙虚で努力ができる自分であれば、自分で自分に素晴らしい環境を与えてあげることはできたということですね。

このことが認識できたなら、やることはただ一つ。

元々の自分、つまりは潜在的に持っているこの「悪い性質」をしっかりと滅ぼす作業をしていきます。

そして、自分が生まれ育った環境、自分が自分であること、これらをしっかりと肯定することが大事です。

私が娘のようにちやほやされるような外見を持たなかったからこそ(色黒で大柄だったからこそ)、傲慢にならずに努力をすることができました。

なんでも買ってはもらえなかったから、自分で働いて手に入れる喜びを知ることができました。

自立できました。

そして、ある程度の能力を身に付けることができました。

これは本当に良かったこと。

(その3へ続く)