親の顔が見てみたい

普段、自分の息子と言ってもいいくらいの年齢の新人さんと一緒に仕事をしています。

彼は本当にしっかりしていて、仕事でもほとんどミスがなく、一度教えたことはしっかりと習得します。

さらに言えば、性格も温厚で、大変礼儀正しい。なので、もちろん周囲からの評価は高いです。

そんな時に、周りからついつい出てくる言葉・・・。

「きっと彼は、ご両親に相当厳しく躾けられたんだろうね。」

これは、すごい褒め言葉ですよね!

周りは彼自身だけではなく、彼のご両親まで高く評価するんですね。

じゃ、その逆はと言えば?

「あの人、相当甘やかされて育ったのね。」

でしょうか。(汗)

子供の時というのは、誰でも優しいお父さんとお母さん、何でも笑って許してくれる両親を求めてしまうものです。

それが、子供にとっての「正しいこと」です。

でも、その子供が大人になって社会に出た時、その価値感は逆転してしまう。

これが、大人目線子供目線の違いです。

親は子供に色々としてあげたいものですが、自分が子供の頃にして欲しかったことをしてあげようと思うと、どうしても視点が子供目線になってしまいがちです。

でも、長期的視野で、本当に子供のためになることは何かを考えた時に、今やるべきことも変わってきますよね。

社会に出て役に立てる人になるためには?

将来自分の夢を叶えていける強さを身につけるためには?

達成感や充実感を持てる素晴らしい人生を歩いていくためには?

そんな大人目線での子育てが出来るように、私自身もっと意識していきたいと思いました。

会社の新人君は、未来の娘や息子の姿ですね!!!